【僕のいた時間】生きる支えになるのが「僕のいた時間」

生きる支えになるのが「僕のいた時間」

僕のいた時間の最終回を見た感想です。

第10話の最後で拓人は、ぼんやりとどこかへ向かっていったようですが、途中、工事現場のところで倒れてしまいました。拓人は救急車で病院に運ばれましたが、軽い脳しんとうを起こしたぐらいで大事には至りませんでした。

拓人は退院してから、隣に住むすみれちゃん(浜辺美波)に中学生の文化交流会での講演を頼まれ、悩んだ結果、引き受けることにしました。

講演の内容は、第1話からの話をまとめたような内容だったのですが、ちょっと何が言いたいのか伝わりにくい感じでした(>_<)

生きる覚悟を決めた拓人

拓人は、人工呼吸器を「つけない」という選択をしようとしていましたが、「自分が生きているだけで、周りの人が生きがいを感じてくれるかもしれない」という気持ちを持てるようになり、「生きる覚悟」を決めました。

守(風間俊介)やすみれちゃんが、目標をみつけ頑張ろうとしているのを聞いたことで、考えが変わったのだと思います。守もすみれちゃんも、拓人が頑張ってる姿を見ていたからこそ、目標を見つけることができたのでしょう。

すみれちゃんも「頑張ってる先生を見てると勇気がわく」と言っていましたしね。

恵(多部未華子)や守、拓人の家族は、拓人が生きる覚悟を決めてくれた事をすごく喜んでいました。拓人の両親は、拓人が救急車で運ばれた時、恵から拓人が人工呼吸器をつけるかつけないかで悩んで不安定になっていると聞いていましたしね。

僕が僕であるためには「僕のいた時間」が必要

拓人は、人工呼吸器をつけて、どの筋肉もまったく動かせなくなった時、自分の気持ちを伝えることができなくなってしまします。

しかし、生きている意味を感じられないという不安を持ったとしても、それまでに頑張って生きてきた時間「僕のいた時間」が支えてくれるのではないかと思ったようです。

自分の気持ちや、目標を見つけ頑張ってきたという事実は、ALSに奪われることはないからです。過去は変えられませんからね。いざという時に後悔しないためにも、「今を生きる」という事が大切なんだと、改めて考えさせられました。

その後の拓人は、勤めていた家具販売店で、「障がい者雇用に向けて」の勉強会のアドバイザーとして参加していました。アルバイトだった宮下さん(近藤講演)も、無事に社員さんになっていましたね。

拓人と恵は、またビンにメッセージを入れ、砂浜に埋める事にしました。今度は、拓人は”3年後の恵へ”、恵は”3年後の拓人へ”、それぞれに宛てて書いていました。

拓人の家族

陸人は、アルバイト先で初めて(?)の友だちができました。その人が恐竜好きだとわかり、意気投合したようです。恐竜の話で盛り上がっていました。

3年経った時には、陸人は無事に大学に合格していて、恐竜の研究をやってるのだと思います。彼女がどうかはわかりませんが、女の子と食事に行けるまでに成長していました(笑)

父親が経営する病院では、難病患者とその家族の支援体制を作っていこうと動き始めました。

拓人の親友・まもちゃん

先週、無事に結婚式を挙げた守と陽菜ですが、守は、自分の店を持ちたいという目標を見つけ、陽菜には早くも赤ちゃんができました。

守はずっと拓人のそばにいた1人ですので、拓人に感化されたのですね。何か目標を持って、一生懸命に生きていきたいと考えたのだと思います。

そして、1年半~2年後ぐらいでしょうか。無事に移動式カフェ「M&H COFFEE」をOPENをさせることができ、陽菜と共に頑張っているのだと思います。Mamoru&Hinaだなんて、バカップルラブラブですねェ。まァかわいいですけどね(笑)

拓人の先輩・しげ先輩

最終回まで見て思ったのが、このドラマに「しげ先輩」は必要だったのか?という事でした(笑)最終回の最後は、ほとんどセリフありませんでしたしね。

一時は恵と付き合い、結婚しようとしてましたが、そのくだりはなくてもよかったような…。だけど、病気になった人の周りには優しい人ばかりではなく、同情をしないわけじゃないけど、彼女を奪っていくような人もいるよ、という事なんでしょうか(苦笑)

しげ先輩は、拓人が講演会の案内を持ってきてくれて、嬉しかったかもしれませんね。「殴ってごめん ○┐ペコリ」という気持ちがあったのかはわかりませんが、ちゃんと講演を聞きにきてくれました。

3年後の拓人と恵

3年後は、2017年(平成29年)ですね。拓人は人工呼吸器をつけていました。拓人と恵は結婚したみたいですが、陸人はまだ一緒に住んでいたようです(笑)結婚式の写真では、まだ人工呼吸器をつけていませんでしたので、わりとすぐに結婚したのかもしれませんね。

医学部の合格通知も飾っていました。合格通知書の日付が平成28年になっていましたので、合格したのは2年後だったようです。

3年前に埋めたビンの手紙の内容はというと、お互い「隣にいてくれてありがとう」でした。考える事が2人一緒というところが、ベタだけどすごくよかったですね。理想的な2人という感じです。

この先、拓人は、恵にサポートしてもらいながら、講演会の講師を務める事が増えていくのではないでしょうか。

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