【僕のいた時間】ALSだなんて信じたくない！「助けて･･･！」

「僕のいた時間」第3話を見た感想です。

拓人は、ALSの症状が悪化して、仕事で持っていたテーブルを落として壊してしまいました。初めは整形外科に行くのですが、原因がわからず、神経内科に行くようにすすめられます。

誤診であってほしい

拓人（三浦春馬）は、神経内科で検査をしてもらい、医師の谷本先生（吹越満）からALSを告げられました。嫌な予感が的中し、かなりショックを受けていましたね。信じたくないという気持ちもあったみたいで、病気のことは誰にも言えないまま過ごしていました。

進行するALS

拓人は、病院の院長である父親に電話して「誤診したことあるか」と尋ねます。しかし、父親は誤診は0だと言いきったため、ますますショックを受けてしまったみたいです。

ALSは、10万人に4～6人という発症率なうえに、若い人ではめずらしいみたいです。拓人は、その事を理由に主治医の谷本先生にまで「誤診ってことないですか？」「おかしくないですか？」と訴えます。谷本先生は「おかしいですね」と言いきったので、誤診じゃないということがわかりますね。

最初に拓人の病気に気付くのはしげ先輩だと思う

拓人は、フットサルの練習中にまた足がつりましたね。それに何だかやけくそになってました。やけくそに攻めて、キーパーとぶつかってそのまま倒れてしまいました。しげ先輩は、そんな拓人の様子を見て、何か変だと感じていました。

しげ先輩は、拓人が病院で点滴をしてもらってる時、「恵ちゃんに連絡しとく？」と携帯を取り出すのですが、拓人に「いえ、しないでください」と言われました。

拓人は、しげ先輩が恵の連絡先をゲットした事を知っているのでしょうか？「恵ちゃんに連絡するから番号言って」とかで携帯を取り出すならわかるのですけど…。まさかわざと「恵ちゃんの連絡先知ってるよ」アピールしたんじゃないよね(汗)

その後、しげ先輩はしっかり恵と会う約束を取りつけていました。「拓人が倒れた事を伝えるのか…」と思いきや、ただ単に食事に誘っただけみたいでしたね(# ﾟДﾟ)恵の笑顔を見て、ひそかに喜んでいました。というか、恵はその辺ちょっと無神経のような気がします。簡単に番号を教えたり、誘われたからと二人で食事したり、ありえません。

またすれ違いの予感がする

拓人は、ボーナスが出たからと恵を温泉に誘いました。無意識に、「今を楽しもう」としていたのかもしれません。でも、拓人の表情からは、心から楽しんでいる様子ではなかったですね。恵は、温泉を満喫し、就活をやめて介護の仕事をしたいと思ってる事を拓人に話しましたね。

今までは、なんでもいいからとにかく正社員と思っていたけど、介護のボランティアをやっていくうちに、「自分で自分のことができなくなっていく気持ちはどんな気持ちなんだろう？」と思った時、介護を自分の仕事にしたいと思ったそうです。恵は他人を思いやれる優しい子なんですよね。拓人のALSが進行したら、きっと恵が拓人のお世話をするんでしょうね。

でも、お年寄りや拓人にもアロママッサージしてましたよね？部屋にもアロマをたくさん置いていたし、好きならそれを仕事にできるんじゃないのかなァと思ったんですけど。

恵は介護の仕事は大変かもしれないけど、一つ一つ自分ができること増やしていけたらいいなと、前向きです。逆に拓人は、これからALSが進行すると、できなくなっていく事が増えていくんですよね。

拓人は、前向きな恵のことを愛おしく思ったみたいだけど、反面、恵には迷惑をかけられないと思ったかもしれません。別れを選びそうな気がしました。主治医である谷本医師にも「やりたい事も守りたいものもない」と言ったぐらいです。自分では、恵の事を守るどころか迷惑をかけるだけだと思っているでしょうね。

大好きなからあげを食べても悲しみは吹っ飛ばない

恵は、母親（浅田美代子）に拓人を紹介するため、家に呼びました。晩ご飯はからあげで、拓人の好きな料理でした。小さい頃、落ち込んで元気がない時は、いつも母親がからあげを作ってくれて、からあげを食べるといやな事もツラい事を全部忘れることができたそうです。

温泉から帰ってきた日に、拓人の母親（原田美枝子）は、”陸人（野村周平）が好きだから”と大量のからあげを作ってくれていました。だけど、拓人は母親のからあげを食べても、ALSの事が頭から離れないでいます。からあげを食べながら「助けて･･･」と泣いてしまいました(泣)本当は両親、特に母親に助けてほしいのかもしれないですね。